はじめに
2027年末で、蛍光灯の生産、輸出・輸入が終了いたします。長年色々な場所で使用されている蛍光灯の中でも、
軒下や地下道で使用されている「防水器具」のLED化を安価で済まそうとするとランプ交換を考える事でしょう。
直管型LEDランプで防水対応と成ると、少し専門的な知識が必要となる為、安全な製品をご紹介いたします。
目次
1.蛍光灯用防水器具
蛍光灯用防水器具は、通常の器具と違いソケットが特殊構造に成っています。
その為、普通のLED直管では、
- ・防水ソケットのサイズが合わない。
- ・アルミのヒートシンクから水が入る。
- ・LED直管ランプの口金が邪魔して、防水リングが適正な位置に収まらない。
このような事が起こり、蛍光灯用防水器具でランプ交換が出来なくてお困りに成る事が有ります。
下記写真で比較
上側が、一般的なLED直管。下側がオールポリカインナーソケット構造のLED直管ランプ
2.蛍光灯用防水ソケットのゴムリング
下記写真で、防水リングがLED直管の口金で邪魔して上手く収まらない事が解ります。
下側のLED直管はオールポリカ構造なので、ゴムリングが何処にでも収まります。
3.オールポリカ構造のLED直管
ご覧の様に、防水ソケットにキチンと収まります。
4.オールポリカのLED直管ランプ
弊社で取り扱いしております、オールポリカ製LED直管ランプは、日本製と海外製のご用意が有ります。
どちらも、ラビット蛍光灯対応Φ32,5mmとHF蛍光灯対応Φ25,5mmのご用意が可能です。
JLMA301適合の日本製LED直管ランプ
JLMA301とは、日本照明工業会が定めたLED直管ランプの安全基準に成ります。
日本照明工業会 JLMA 301「AC直結G13口金直管LED光源-安全規格」
LED直管ランプは、電気用品安全法対象外の為、低品質な製品なども流通しております。そこで、日本照明工業会が安全規格を作成し推奨しております。
弊社取り扱いのオールポリカインナーソケット型のLED直管ランプは、JLMA301適合の日本製に成ります。
5.製品のご購入について
弊社は、通販会社では有りませんので、お手数ですが、下記お問合せよりご連絡ください。
必要であれば、照度分布図の作成も致します。
お見積りを提出してからの通常取引と成ります。
このページ著者
記事を書いたのは 株式会社ラ・ポルタ 代表取締役 勝見登
株式会社ラ・ポルタ代表取締役勝見は、平成19年からLED照明に携わり、多くの施設のLED化や演出照明・ライトアップなどの「光」に拘ってきました。
一般社団法人照明学会正会員であり有資格照明コンサルタントでもある勝見が「皆様がLED照明を安全で快適に活用できるように。」と執筆いたしました。
照明技術を生かして新型コロナ対策
紫外線を使用した殺菌灯を配光シミュレーションして殺菌装置を作りました。