利用者様終了後、次の利用者様までの移動時間で殺菌がしたい。紫外線利用で解決できないか?
布製シートなので、アルコール等の液体が使用できない。
利用者様乗車時は、紫外線照射が出来ないので
コロスケ 光触媒(酸化チタン)を使用して積極的に空気感染対策をします。
利用者様降車後、今回新開発の「3ウェイ」を使用して、シート、床等車内の表面殺菌及び空気の殺菌を行う。
紫外線殺菌のデメリットである「光が届かない場所」を、ハンディタイプに変更して追加殺菌を行う。
協会の方との話で「新型コロナ患者さんの輸送の依頼が来ている。療養ホテルから医療機関への移動」即ち、本物のウイルス対策が必要。
その為、車両内部の殺菌シミュレーションをして不活化までの時間を導き出し安全な対応が出来るよう、真剣に取り組んでいます。本物相手ですので。
利用者様が乗車していた席上部に3ウェイを設置します。
座席上部にある、手すり等を利用してネット、突っ張り棒などで、吊るしたり乗せたりします。
ノアクラスの車両で約6分で新型コロナウイルスを不活化する事が可能です。
紫外線が届かない場所の殺菌は完了していませんので、ハンディタイプを利用してシートの後ろ、座席の下など気に成る個所に向けて照射するだけで解決できます。
車内で発光している殺菌線(UV-C)は、車両のガラスを通過しませんので、外部への影響は殆どありません。
また、新型コロナ対策として運転席と後部の座席の間にビニールシートを装着しています。このビニールシーも殺菌線は通過しません。また鏡も反射しませんので、運転手の目に影響を及ぼすことも有りません。
ファイスマスク・眼鏡等を着用して直接肌、目が露出しない様にして下さい。
低部にカメラ用のメスネジを作りましたので、三脚での利用も可能です。
ストレッチャーを収納する倉庫内での殺菌要望があり、ミニタワー型として使用出来る様にしました。
消費電力 22W
殺菌灯 GL10 × 2本
電源ボックス 別置型
入力電圧 100V 車内使用時はDC-ACコンバーターにてAC100Vにして下さい。
【試験結果】UVランプは共に3mJ/cm2で99.9%以上の新型コロナウイルス不活化を確認
紫外線は目に見えません、またウイルスも見えません。
だ・か・ら、測定します。ハンディ型での最大紫外線量3mW/㎠と計測結果が得られました。
上記試験結果より新型コロナウイルスは「3mj/㎠」とあります。
「mJ/㎠」(積算紫外線量)は、「mW/㎠」(紫外線量)×時間(秒)ですので、計測数値からハンディタイプの対新型コロナは「1秒」で不活化する事に成ります。
高額な部品単価になる、ランプ保護ガード、脱着式ハンディ時のカバー。これらの部品が手間が掛かり単価に影響します。
ハンディ型のみでのご使用でしたら、価格を抑える事が可能です。
記事を書いたのは 株式会社ラ・ポルタ 代表取締役 勝見登
紫外線も「光」です。紫外線の強さや、配光などを照度シミュレーションを使い設計する。
株式会社ラ・ポルタ代表取締役勝見は、平成19年からLED照明に携わり、多くの演出照明やライトアップなどの「光」に拘ってきました。
一般社団法人照明学会正会員であり有資格照明コンサルタントでもある勝見が、紫外線光を多くの人が安全に使用できるように執筆しました。
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