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  1. 紫外線殺菌装置
  2. 紫外線殺菌仕組み
  3. タワー型紫外線殺菌装置製品仕様

タワー型紫外線殺菌装置紹介

 

病室で使用中のタワー型紫外線殺菌装置

目次

1.タワー型紫外線殺菌装置

消毒作業を楽にして、医療従事者の労働負担を軽くする。

タワー型紫外線殺菌装置操作部分

操作方法

コンセントを挿してから、開始タイマーの設定をします。部屋から退室する時間です。
紫外線殺菌照射時間を設定します。部屋の広さ、殺菌対象の菌を考慮して時間を決めます。
設定が終了したら、メインスイッチをONにします。パイロットランプが点灯したら、開始タイマーが始動しますので部屋から退室して下さい。逃げろー!

開始タイマー終了後自動的に紫外線が照射され、照射タイマー終了後、自動的に消灯します。
消灯後、メインスイッチをOFFにしてパイロットランプが消灯したのを確認してから、コンセントを抜いてください。

殺菌終了です。部屋の空気と表面殺菌が完了いたしました。
ご注意ですが、紫外線が照射されない場所は殺菌できません。

タワー型殺菌装置アップ

製品仕様

殺菌灯 GL-20×4
消費電力 88W
サイズ 高さ 1200mm タワー部分 150mmスクエア 重量 18.8Kg
オムロン製タイマー ×2 開始時間用 照射時間用
メインスイッチ 誤作動防止トグルスイッチ
本体素材 アルミ 紫外線を反射させる為

紫外線強度・積算目安

1m 紫外線強度 0.21mW/㎠ 実測
1m 5分 630mJ/㎠ 殆ど全ての細菌・微生物を不活化出来る数値です。紫外線で不活化細菌リストを参照してください。

低重心で安全に移動できるキャスター付き

足の素材はスチールで、本体高さに対して転倒しにくいよう、建築設計士さんが設計確認してくれました。
病室から病室への移動が多くなる装置ですので、安心して作業頂けるようにしました。

【動画】タワー型殺菌装置の操作説明

2.殺菌シミュレーション

病室の殺菌シミュレーション

4人部屋の病室を例としました。

これにより、どこが殺菌できているのか、いないのかが良く解ると思います。追加で人手による消毒の際も、手間が少なくなります。

色と時間の説明

ウイルスや細菌により不活化までの時間に差が有りますので、新型コロナ3mJ/㎠を例として表示します。紫外線強度の単位はmW/㎠です。

 
紫外線強度 時間
オレンジ 0.102 30秒
黄色 0.061 49秒
0.03 100秒
0.019 2分37秒
薄紫 0.001 50分
白・グレー 0.000 期待できない

殺菌線の影を作りたくない

余談ですが、タワー型殺菌装置に「ランプ保護用ガード」「移動用取っ手」などを装着すると影が出来て殺菌できない箇所が発生します。
波長の短い波は、回り込みが少なく「影=殺菌できない箇所」は、距離によりより広くなります。その為、ガードや取っ手の装着は、やめました。

3.メンテナンス

メンテナンス中の殺菌装置
  

メーカーですので、メンテナンスも安心です。

消耗品である殺菌灯の交換は、誰でも交換できるようになっています。

その他の保証は2年ですが、修理も可能ですし10年以上耐える作りに成っています。

ランニングコスト

タワー型紫外線殺菌装置では、一般的な蛍光灯と同じ形状の殺菌灯を使用しております。
その為、殺菌灯交換費用も安く済みますし、入手も簡単です。
海外製の殺菌灯を使用している製品は、入手が困難になる可能性が有ったり、高額なメンテナンス費用が予想されます。

タワー型紫外線殺菌装置を安全にご使用頂く為に、以下をお守りください。

人の居ない室内で使用して下さい。

強い紫外線が照射されますので、担当者の管理下ご使用下さい。

動作確認や取扱説明時には通常の蛍光灯を使用してください。

機器の説明時に殺菌灯を装着したまま説明した為、説明を受けた看護師が2時間後に目の痛みを訴えた事故が有りました。
職場の安全サイト

2022年12月28日紫外線殺菌装置は、電気用品安全法(PSE)対象です。

これによりPSEマークの無い製品は、販売できません。
弊社製品は、全てPSEマーク付きに成ります。

購入方法

下記お問合せより、必須事項ご入力の上、お問い合わせ下さい。

ご使用予定の居室、病室を教えて頂けましたら、殺菌シミュレーション作成いたします。

紫外線殺菌装置問い合わせバナー

その他製品のご案内

タワー型紫外線殺菌装置メイン

紫外線殺菌装置のページ著者

記事を書いたのは 株式会社ラ・ポルタ 代表取締役 勝見登

紫外線も「光」です。紫外線の強さや、配光などを照度シミュレーションを使い設計する。
株式会社ラ・ポルタ代表取締役勝見は、平成19年からLED照明に携わり、多くの演出照明やライトアップなどの「光」に拘ってきました。
一般社団法人照明学会正会員であり有資格照明コンサルタントでもある勝見が、紫外線光を多くの人が安全に使用できるように執筆しました。

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